◯トークについて
2018/12/8、札幌市立大学サテライトキャンパスにて開催されたSIAF2020ディレクターズトーク第1弾『はじめまして、私たちが企画ディレクターです。天野太郎とアグニエシュカ・クビツカ=ジェドシェツカです。』に参加してきました。
参加してきたのに、この記事書いている現在はすでに2019年1月の末ですね…。レポートを特に待っている人もそんなにいないかと思いますが、うっかりしていました。
土曜の午後なんですけど、定員50名に対して満席前後の参加者が集まっていたのではないかと思います。はっきり数えていない…あれもこれもすみません。
ただ、今回はトークの様子をネット中継していたと思うので、それで見ていた方もいらっしゃるのでは。
トークの中身としては、タイトル通り、企画ディレクターのご紹介でした。書き取れた部分だけですが、末尾にメモを添付しますのでご参照ください。相変わらず書きこぼしや、意味をはっきり捉えられていないところもあるかと思いますので、ほかの方のレポートなども参照されることをおすすめいたします。
アグニエシュカ・クビツカ=ジェドシェツカさんは英語でお話されてましたので会場には通訳の方がおられて、その場で通訳してくださってました。主宰高橋は英語がちょっとしか分からないので大変助かる。ただし、通訳の方はとても早口。ということもあって、書くの追いつきませんでした…。
SIAF(札幌国際芸術祭)のディレクターといえば、2014は坂本龍一さん、2017は大友良英さんと、音楽の分野での活動が印象深い方が続きましたが、2020の企画ディレクターは完全にアート寄りで、天野太郎さんは横浜市民ギャラリーあざみ野主席学芸員、アグニエシュカ・クビツカ=ジェドシェツカさんはメディアアートを専門とするキュレーターとのこと。
SIAFの主催者である札幌市は、2013年にユネスコ創造都市ネットワークへ、「メディアアーツ」の分野での加盟が認定されているので、主宰高橋個人の感覚としては「あ〜なんだかやっと政策にビンゴのところがきたのではないか」という感想です。その「分かりやすさ・納得しやすさ」が「正しいもの」かどうかはまた別の話ですし、過去のSIAFにもメディアアートはあったでしょうが、「札幌市は何がしたいの…?」は割とモヤッとポイントだったので。
「メディアアートの専門家をディレクターや実行委員会に据える運営」の芸術祭やってから「ちょっとこっちの路線も」て感じで音楽の世界に強いディレクター呼ぶ、という流れでも良かったのではないかと思うけど、後から言ってもしょうがない。
この「ディレクターの順番」の点については、ほかの方からは「SIAF2017はお祭りという感じの盛り上がりがあって、お祭りが好きなファンが定着している側面があるが、2020のディレクターでお祭りな感じにならないとき、お祭り好きなファン側からは不満も出るかもしれない」という意見を聞き、なるほどと思ったりしていました。
まあ、まだ芸術祭の企画が発表されていないですし、現在選考中と思われる「コミュニケーションデザインディレクター」もまだ発表されていないので、まだまだ様子見かなあと思います。
ひとまず、次回のSIAF2020ディレクターズトーク第2弾「とっておきの『メディアアート』大集合!」はすでに日にちが迫っておりまして、2019年2月3日(日)16:30~18:30に札幌市民交流プラザ1階SCARTSコートで開催されるようです。定員は50人ですが、申込不要で当日先着で受付のよう。気になる方はお立ち寄りを。
主宰高橋は行くかどうか…考え中です。