◯トークについて
2019/6/26(水)、札幌プラザ2・5にて開催されたSIAF2020ディレクターズトーク番外編第1弾『教えて!あいちの芸術祭!』に参加してきました。
会場のプラザ2・5は本来映画館なのだけど、先日の上映を見逃していることもあり結局SIAF関係でしか来られていないな…。でもここの会場だと椅子が良くて1時間半とか2時間のトーク座って聞いてても楽でよい。
今回は、今年夏から愛知県にて開催される「あいちトリエンナーレ2019」の芸術監督 津田大介氏と、「札幌国際芸術祭(SIAF)2020」統括ディレクター 天野太郎氏によるトーク。
天野氏からSIAF含む国内の芸術祭について簡単に説明があったあと、津田氏よりあいちトリエンナーレ2019についてのプレゼンテーションがあり、その後、お二人の間での質疑応答と、会場との質疑応答へ。
あいちトリエンナーレ2019についてのお話ではテーマなど開催概要の説明のほか、アート業界でのジェンダー問題についての話題にも結構時間が裂かれた。津田氏があいちトリエンナーレ2019においてこの問題に取り組むということはツイッター上でも見ていて、「男性がそこの問題に切り込むんだなあ」と思った。
アート界でのジェンダーフリーの話題はSIAF2017にバンドメンバー(実行委員会のようなもの)として参加されていた藪前 知子さんも美術手帖でのシリーズ「日本の美術界を取り巻くジェンダーを考える。シリーズ:ジェンダーフリーは可能か?」で書いていらっしゃる。
それはともかく、1時間半くらいのトークでした。トークの内容については例によってメモ取っているのでこの記事の末尾に添付します。毎回言いますけど、メモを読まれる方は部分的な聞き漏らし・聞き間違い・書きこぼしの可能性があるという前提でお読みください。
主宰高橋がなんでこの「SIAFトークをメモして公開する」という活動をモヤモヤしたアレにおいて始めたかというと、トークは大抵決まった時間の1回しかなくて、どうしても、住んでいる場所や仕事の都合などで参加できない人が発生するため、その人たちへの情報提供という動機が始まりでした。自分がSIAFに対してまだ元気にモヤモヤしていた頃、「SIAFについてモヤモヤしているけど、SIAFが実際にどんな活動をしているものなのか分からない」という時って、モヤモヤが迷子になって変に増幅すると感じたんです。それは「自分がモヤモヤしているのは◯◯の部分についてだと認識できる」とか「内実を知ったらモヤモヤすることではなかった」といったような自分の方向性がはっきりわかっていられる、ということではない状態であって、なかなか苦しい状態なんでないかと思っていて、その時には得られる情報が多い方がいいのではと思った次第。役に立っているかは分かりませんけど。
ちなみに、本日入っていたチラシによる速報では7月にオープントークイベントがあるようです。
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「札幌国際芸術祭2020オープントーク みんなで考えるSIAF2020のたのしみかた」
2019年7月24日(水)18:30〜20:30
札幌市民交流プラザ 3階クリエイティブスタジオ
150名定員、要事前申込、先着順
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詳細は後日公式HPで公開とのことなので、必ずそちらを参照ください。
あと、9月には天野氏が愛知に行って津田氏とトークされるとのこと。9月にあいちトリエンナーレ2019行かれる方はタイミング合えばそちらも見られるかもですね。
主宰高橋もあいちトリエンナーレ2019行く予定だけど何月に行くかまだ全然決めてない。でも真夏の一番暑い時は避けたい気がしています。
前回のブログでトークイベントの主催・共催云々の話したので今回のチラシもよく見てみたら「主催:札幌国際芸術祭実行委員会/札幌市」「協力:あいちトリエンナーレ実行委員会」「助成:文化庁 平成31年度日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業」とあった。日本博?を契機に?なっているのかしら。SIAFが、ということ?よく分からんです。
→日本博公式HP
→文化庁HP:日本博