【FAQ】「何を目指している活動?」「座談会はモヤモヤを言い合うだけ?」

今回、初めて活動への質問をいただきました!
質問の内容は大きく「実際、何を目指している活動なのか?」「座談会はモヤモヤすることを言い合うだけで終わるのか?」の2点でした。
重要なご指摘をいただいたと思うので、ご本人の許可をいただいて下記に質問・回答のほぼ全文を掲載いたします。
※前後の挨拶文などは割愛しています。


【Q】
今ひとつピンとこないのですが、「SIAFについてのモヤモヤしたアレ」は「SIAFオルタナティブなアレ」の構築を目指しているのですか?あるいは、(主催の)高橋さん自身が、何かアイデアを持っているのですか?
そうでなければ、座談会は「なんかモヤモヤするよね」と言い合うだけになって、ますますモヤモヤするのではないか、という気がするのですが。
つまり、今の私は、「SIAFについてのモヤモヤしたアレ」に対して「この人たち、何がしたいんだろう?」とモヤモヤしている状態です。
どうなんでしょう?

【A】(回答者:主催高橋)
私自身も活動の進め方について模索している部分が多く、言葉が足りないところも多いでしょうから、すっかりモヤモヤさせてしまったのだと思います。
ご質問は大きく「実際、何を目指している活動なのか?」「座談会はモヤモヤすることを言い合うだけで終わるのか?」の2点かと思いますが(取りこぼしがあったらごめんなさい)、一つずつお答えします。

〇「実際、何を目指している活動なのか?」
本当にざっくり申し上げると「芸術祭に対して抱えているモヤモヤを解消または発散し、芸術祭を楽しみやすくする」ということです。
私自身や私の周り作家さんや鑑賞好きな人、民間のアート関係者、会社の同僚などにおいて、芸術祭に対し、モヤモヤした思いや感情を抱えている人がいるのですが(もちろん、純粋に楽しんだり積極的に関わって頑張っている人もたくさんいます)、その「モヤモヤしたもの」がずっとそこに残っていくことは、本人にとっても芸術祭にとっても良いことだとは思えないのです。一部分でも、多少でも、モヤモヤが解消されたら良いのではないかと考えました。
もちろん、アートに関係していたり、札幌市民だからといってすべての人が芸術祭に対して健康的な関心を持っていなくてはならないということはないでしょうし、「モヤモヤを解消するなど、大きなお世話」という人もいると思います。この活動が対象にするのは、主に「モヤモヤしている一部の人」ということになると思います。それはもしかしたら本当に私の周りのごく一部の人たちだけかもしれません。それがごく一部の少数であっても、そこにあるモヤモヤを無視したくないというのが私(主催高橋)個人の動機の根源です。
具体的な活動として予定されているのは座談会と展示くらいで、ほかは未定です。参加者の顔ぶれや集まってくるモヤモヤによって変わっていく可能性があると思います。初めからきっちり決まっていないことについて、イライラされる方も多いかとは思いますがレールを決めたくないという考えです(私個人のなかでは一応、「こういう流れでいったらよいだろうか」という案はありますが、それを提示するかどうかについては様子を見ています)。
ただし私も未熟で不完全な人間ですから、この企画の方法が正しいとは限らないということも気を付けていかなければならないと意識しています。

〇「座談会はモヤモヤすることを言い合うだけで終わるのか?」
第1回では、まずは参加してくれる人たち(参加者があればですが…)が実際にどんなモヤモヤを抱えていたり、ほかの人の不満などを聞いたことがあるかなどの情報を集めますが、第2回以降、または第1回の時でも時間が余れば、モヤモヤの整理を行ったり、何を調べたり知ったりすればそのモヤモヤを解消したり納得したりできるかを模索したり、そもそもちゃんとした批判とは何で、自分たちの抱えているものは批判か、嫉妬か、嫌悪かといったことも客観的に考えていったらよいだろうかと考えています(この点についてはFBページやホームページでも記述がないので、追記など必要かと思います)。
上の項目でも申し上げたとおり、ただモヤモヤしたことを話してうさを晴らしたいということではなく、解消できるモヤモヤはなるべく解消する、ということにも取り組みます。


Facebooktwitter

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です